こどもたちの中には、生まれながらにして、もしくはごく幼い頃から障がいや疾病を抱えているこどもが一定数います。そのマイノリティ性、さらには個々の状況の多様さにより、当事者同士のつながりが生まれにくく、こども本人やこどもを育てる家族は不安や孤独感を抱える場合が多々あります。
さらに、障がいや疾病の影響により福祉用具を使用しながら生活を送る場合、そのこと自体が悲観的に捉えられることも少なくありません。しかし、適切な用具の使用によって個々の身体状況と環境のギャップを埋めることは、一人ひとりが本来持つ能力を発揮できることにつながります。
そこで、私たちは当事者どうしの社会的つながりの創出を図るとともに、福祉用具を使用することのポジティブさを伝えることを目的としてコミュニティの運営を行ってきました。それが、こどもたちのための福祉用具コミュニティ Hello! Party です。
Hello! Party は令和 4 年に活動を開始して以来、令和 6 年 12 月現在、日本全国および海外から約 700 名の方にご入会いただいています。大きなニーズを受けてコミュニティ規模が拡大する中、活動を継続ならびに発展させていくにあたっては、任意団体としての運営形態には限界があると言わざるをえません。
より多くの方に向けて安定したサービスを提供し、理想とする社会の実現に向けた活動を推進するために、私たち Hello! Party の運営組織は特定非営利活動法人の認証を得ることで組織基盤を強化したいと考えています。健全かつ透明性の高い経営によって支援者や他の団体、公的組織などとの信頼関係を築き、より広範な連携を図ることで、活動をさらに充実させていくとともに永続性を高めることを目指します。
私たちはコミュニティの運営によって、福祉用具を必要とするこどもたちとその周囲の人々に明るい未来のビジョンを提供し、あらゆるこどもたちが健やかに育てられるとともに誰もが互いを認め合うことができる社会の実現に寄与したいと考えます。活動を通してこどもの健全育成及び医療福祉の増進にいっそう貢献することを決意し、ここに特定非営利活動法人 ハローを設立します。